展望
森村設計のSDGs
サステナビリティという言葉は、これまで特に地球環境問題(温暖化対策等)を論じる時に使われてきていました。しかし最近では、社会・経済の視点も加えた総合的な「持続可能性(長期にわたって良い状態を維持しようとする考え方)」の意味で使われるようになり、世界共通の価値観となりました。こうした世界的な動きのあるなか、当社も「持続可能な社会(Sustainable Society)」へ向けて自分たちの技術をもって貢献していきます。
3 すべての人に 健康と福祉を
利用者が健康で快適に生活するため、空気・水・温熱・光・音・安全に関わる建物の環境性能を計画します。同時に、大気汚染やヒートアイランドの抑制、騒音・振動・悪臭等の低減により、周辺環境への影響も抑えます。
6 安全な水と トイレを 世界中に
安全に管理された飲料水供給、適切に処理された一般排水や特殊排水の普及を推進します。節水や雨水・再生水利用による水資源の有効利用も進めます。
7 エネルギーを みんなに そしてクリーンに
負荷削減・エネルギー効率改善・再生可能エネルギー活用による建物の省エネルギー化を推進します。さらに、その実効性を確保するためのエネルギーマネジメント計画も策定します。
8 働きがいも 経済成長も
新しい働き方に対応したABW(Activity Based Working)オフィス、知的生産性を高めるウェルネスオフィスの構築をとおして、働く人も企業も元気になれる環境の創造を追求します。
9 産業と技術革新の 基盤をつくろう
建物の企画から運用までのライフサイクルでDXに対応し、設計・建設・維持管理の価値向上に貢献することを目指します。これに向け、設計へのBIM・デジタルツインの適用やIoTを活用した建築設備の構築に取り組んでいます。
11 住み続けられる まちづくりを
建物による周辺環境や電力・上下水などの都市インフラへの負荷低減減を推進します。また、災害に対する強靱さ(レジリエンス)を備えた設備構築により、BCPへの貢献を果たします。
12 つくる責任 つかう責任
スクラップ&ビルドのフロー社会からストック社会への移行を目指し、建築の長寿命化を推進します。設備改修による機能性能の向上、適切な耐用年数の資機材やリサイクル材の採用、用途変更や高機能化のための更新性の確保等を推進します。
13 気候変動に 具体的な対策を
気候変動対策の政策や企業戦略と協調し、ZEBを中心とした環境性能に優れた建物の創造により、温室効果ガス排出の低減に貢献します。